まずはじめはこちら
大船渡駅からすぐ近くの「茶屋前岸壁」へ


津波の引き潮で岸壁のほとんどが歪み、コンクリートは無残にも引きはがされてしまいました。
毎年、8月にはここ茶屋前埠頭で夏祭りが行われいたのウソのようです。
少し移動すると大船渡駅からほど近い場所にある街頭時計を発見!

今も大地震の時間を刻んだまま停止していました。
ここは木造の休憩所があり市民の憩いの場として重宝されていたのがなんだか懐かしいです。
お次は野々田埠頭沿いにあるサンアンドレス公園へ
芝生が一面に敷き詰められ、緑一色で綺麗だったサンアンドレス公園は現在ではこのように


奥に見える新魚市場の手前には引き潮で折れた木が・・・

引き潮の壮絶さがどれほどのものだったか感じさせられます。
しかしながら、このような場所でも生き残っているものがありました。

それはこちらの花です。
鮮やかな桃色の花が力強く咲いていました。 (名前は何と言うのでしょう?)
災害にも負けず咲く花から、なんだかエールを送られたような気がしました。
移動しまして、魚市場方向へ車を走らせると見えてきたものが・・・。

魚市場前の県道沿いを走るJRの列車は、いまだに線路上に止まったままでした。
甚大な被害を受けたJR線、一日も早い復旧が見込まれます。
海沿いから場所を移動して大船渡中学校へ
こちらからは大船渡の街並みが一望できます。


大津波の被害がどれほどのものだったか改めて思い知らされました。
(観光協会があった場所には建物の名残すらありません・・・)
市内では着々と仮設住宅の建設が行われており、ここ大船渡中学校でも校庭一面に仮設住宅が建設されすでに被災者の方々の仮設住宅での生活が始まっているそうです。

一日も早く被災者の皆様が仮設住宅で新生活を送れるように、建設業者の方々には梅雨にも負けずに頑張っていただきたいと思います。