2015年11月10日火曜日

宮野貝塚発掘調査現地説明会その1

11月7日(日) 大船渡市教育委員会主催による
宮野貝塚発掘調査の概要について、
鈴木学芸員さんより、現地で説明会が行われました。
30名以上の参加があり、興味深く説明を聞きました。


鈴木学芸員さんが説明

説明会の様子について、お伝えする前に
当日の資料を基に、宮野貝塚について
少々解説を・・・・・

宮野貝塚は、大船渡市三陸町綾里字宮野地内に所在
(ここ綾里物産観光センターもその中にあるんですねー)



縄文時代前期(約5,000年前)~弥生時代前期(約2,000年前)
古代近世(約1,000年~500年前)にかけての遺跡で、
全国的に古くから知られた遺跡ということです。

貝塚とは・・・
貝層(縄文人が貝を捨てた場所)がある遺跡を云う。
自然の恵みや使えなくなった道具類、そして
使者たちに感謝と再生を祈った「魂送り場」という
神聖な場所であったと考えられている。
(資料抜粋)

宮野貝塚の過去の調査からは、
人骨や動物の骨、角で作られた道具「骨角器」
も発見されているそうです。

と、本日はこのあたりまで・・・・・
次回は説明会の様子や出土品について
お伝えしたいと思います。





0 件のコメント:

コメントを投稿