物々交換からはじまった「木町朝市」
明治10年の大火後、復興まで路上で作物などを物々交換したことから歴史がはじまり、大正元年に朝市として正式に認められ、2017年には105周年をむかえた歴史あるこの「盛町木町朝市」。
毎月5、10、15、20、25、30日(0と5のつく日)に朝6時~昼12時ころまで開かれている大船渡市を代表する朝市です。
最近は出店するおばあちゃんたちの高齢化に伴いお開きにするのが早まったりしていますが、大船渡のローカルデパート「サンリアショッピングセンター」横の道、通称『市場通り』で開催されています。
8月10日の「盆市(ぼんまち)」と12月27日の「詰市(つめまち)」はそれぞれ盆・年末用品の買い出しをする人々で普段以上におおいに賑わい、「野菜」「果物」「花・花苗」「魚介類」「干物」「衣類」「靴」などのほか、おばあちゃんがつくる「自家製の梅干し」や郷土菓子「かまもち」「がんづき」などが販売されていることも!
季節によって販売されるものにも変化があり、春は山菜・夏はスイカ・秋は新米・冬は新巻鮭と四季を通じて目にも口にも楽しめます。
時期によって出回るタケノコ、フキなどの山菜は下処理がされた状態で売られ、買えばすぐ調理できるのがありがたい。
もちろんタケノコの皮付きを扱っているところもあるので素焼きにしてもいいですね。
種イモを扱うところもあり。
売り子さんから栽培のコツも教えてもらえます。
初秋は新米といっしょにトチの実が並ぶことも。
夏から秋にかけて地べたにスイカがごろごろと置かれて売られるさまが木町朝市の好きな風景。
秋近くになるとこんなにお安く売られています。
朝市に来たならぜひここも寄らないと。
地元民御用達、夏はかき氷・冬は大判焼きの『正和堂(しょうわどう)』。
寒い日はカイロ代わりにもなる大判焼きは1個120円。
あんことクリームの2種類。売切れ次第終了なので、お早めにお買い求めください。
市場通りはアクセスが良く、盛駅(JR大船渡線・三陸鉄道南リアス線)を出てすぐ右手、サンリアショッピングセンター方面へ進んで徒歩3分ほどで到着です。はじめて見る郷土菓子、ほっかむりをかぶるおばあちゃん、聞き慣れない気仙弁。
大船渡市外から来られる方には非日常感がある「盛木町朝市」。
旅行へ来られた際はぜひいちど味わってみては?
お問合せ:(有)盛木町市場事務局(まるよ本店(株)内)
岩手県大船渡市盛町字木町9-1、☎0192-27-7301/FAX0192-26-3838
大船渡で“朝活”。
木町朝市を見たあとごはんを食べるならこんなお店がありますよ*
▽大船渡町▽
「サーカス」
BRT大船渡駅目の前(大船渡プラザホテル内レストラン)
営業:朝7:00~9:30、昼11:30~14:30、夜17:00~20:30
※ただしモーニングは行く前に問合せが必要です。
住所:岩手県大船渡市大船渡町字茶屋前7-8
電話:0192-26-3131
「SANDWITCH BAR SANEN(サンドイッチバー サネン)」
BRT大船渡駅(JR大船渡線)から徒歩約7分。
営業時間:(火・水・木・日)7:30~18:00、(金・土)7:30~15:00/17:30~22:00
定休日:月曜日 ※イベント出店のため臨時休業となることがあります。
住所:岩手県大船渡市大船渡町台18-3
☎090‐5599‐6792
「丸清食堂」
BRT大船渡魚市場前駅から徒歩約2分
営業時間:7:00頃~13:00頃
定休日:日・祝・魚市場が休みの日
住所:岩手県大船渡市大船渡町永沢21-1
☎0192‐26‐2854
「れすとらん海」
BRT大船渡魚市場前駅から徒歩約3分、大船渡魚市場3階
営業時間:7:00~9:30/11:00~14:30
定休日:水曜日、日曜日朝※臨時休業あり
住所:岩手県大船渡市大船渡町永沢209大船渡魚市場3階
☎080‐8215‐8211
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