晩秋の野山を彩るのに欠かせない存在のリンドウ。
碁石海岸でも、今年もきれいに花を咲かせています(。◕ ∀ ◕。)
リンドウ(竜胆)
9月~11月に咲く、リンドウ科リンドウ属の多年草です。
本州から奄美諸島の山野に自生する植物で、
近縁種を含めるとほぼ日本全域に分布しています。
リンドウは日光を好む植物で、日光が当たると花を咲かせ、
曇りや雨の日には花が閉じてしまいます。
根は健胃を目的とした薬草として使用され、とても苦いです。
苦い薬の代表格である熊の胆より苦みが強いことから
「竜の胆」となり、その名がつきました。
リンドウの花言葉はたくさんあります。
『正義』・『勝利』
リンドウの花言葉で「正義」・「勝利」は、
病気に打ち勝つという意味を持ちます。
これはリンドウの根が漢方薬の原料の一種であることから
つけられた花言葉のようです。
身体を壊しがちなおじいちゃん、おばあちゃんの
健康と長寿を願って敬老の日に贈ったり、
お見舞いの花として贈るのにはピッタリな花言葉ですね。
『誠実』・『貞節』
釣鐘型のフォルムが可愛らしいリンドウですが、
天候が良い時にだけ花が開き、
曇りや雨、夜には花が閉じるという不思議な一面を持っています。
太陽の光を浴びた時にだけ花開くという、
なんとも律儀に見えるその性質から、
この「誠実」・「貞節」などの花言葉がついたとも言われています。
『淋しい愛情』
『あなたの悲しみに寄り添う』
『悲しんでいる時のあなたを愛する』
なんだか物悲しい花言葉に思えますが、
これは野山に自生しているリンドウが、
群生せずに1本1本咲いていることから、
これらの花言葉がつけられたと言われています。
秋空に映える濃い青紫色の花は美しさ、可愛らしさなどを
兼ね備えた日本人の心に響く、
古くから親しまれてきた野草とも言えると思います。
リンドウの咲く碁石海岸へ、
みなさん是非遊びに来てください!!(。・∀・。)ノ
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