2015年8月15日土曜日

夏ですからね。ホラー映画が似合います。

映画も好きなむっちーが、立根のゲオや大船渡のツタヤで借りてほしい作品三本をお送りしますよってに。

今日はホラー映画ですよ~。

やだなーこわいなー。

さて。まず一本目は「パラノーマル・アクティビティ」

直訳すると「超常現象起動」みたいな感じですかね。
これは手持ちカメラ一つでとったホームムービー風の映画です。
住宅街の一軒家に住む若いカップルがその家で巻き起こる超常現象をハンディカムで撮影して正体を確かめようとする内容です。
この映画のすごいところは、「超低予算」
たしか製作費・150万円くらいだった気がします。でも、確実に怖いです。
見た目が怖いのがいきなり出てきてウギャーみたいな幼稚なやつじゃないです。
↑こんなもんはホラーじゃなく「びっくり」ってジャンルがふさわしい。
「ソレ」が確実に足音を立てて迫ってくる緊迫感とその事件の当事者になったかのようなリアルな感覚が売りです。

で、二本目は「エミリー・ローズ」
これは悪魔に取りつかれた信心深い少女が悪魔祓いの末に死亡し、その悪魔祓いにあたった神父の無罪を勝ち取るために奔走する女性弁護士の話です。
「それってホラー?」って言われるかもわかりませんが、うん!これはホラーというより法廷劇ですね。少女の言動や豹変を悪魔のせいだとして薬の投与や医師の治療をやめさせたことが結果死につながったのではないかという点が争点となっておりますが、エミリーに取りついた悪魔の正体や、死の間際に下したある決断をお見逃しなく。
何が怖いってこれ「実話を元にしている」ということ。
ドイツの少女、アンネリーゼ・ミシェルの事件が元ネタなんですが、これはすごいんで閲覧注意です。が、真実を元にした話であることを念頭に置いてみるとかなり入り込めると思います。
こちら、旧作ですが結構人気作ですので(借りるのに3週間かかりました)見つけたらお早めに!

最後、三本目が「オーメン」
頭に悪魔の数字『666』が刻まれた少年・ダミアンが巻き起こす往年の名作ホラー映画です。
「ローマの休日」で有名な名優グレゴリー・ペックが主演していることでも有名ですね。
私はこの映画、ラストカットのダミアンがすごく怖いものだと思ってましたが伊集院光さんの解説を聞いてやっぱり目の付け所がちがうなーって思いましたね。
ネタバレになるので詳しくはかけませんが、終盤、お父さん役のペックが息子は悪魔の子だとわかって殺そうとするんですが、当然見てる側の我々としてはお父さんが正しいってわかりますよね?

しかし全く何も裏側を知らない状態でテレビのニュースなんかで「昨夜『悪魔の子である』として幼い我が子を殺害しようとした父親が殺人未遂の疑いで現行犯逮捕されました」なんて報道されたらどう思う?って話を伊集院さんはしてるんですね。

いやー素晴らしい見解。これを聞いてからこの映画が一段と面白くなりました。


以上の三本。
ぜひ部屋を暗くして、冷たいビールを握りしめてご観覧ください。

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