むっちーです。。。。φ”( ̄¬ ̄*)タコヤキクルクル
子供たち向けの凧つくり体験会も開催されましたよ。
真剣な眼差しで絵を描いたり色を塗ったり・・・
じょうずにかけたかな?(「  ̄ー ̄) ドレドレ・・・
・・・さっ!!いよいよメインイベント!大凧のフライトです!!ですが・・・
天気が・・・・雨が・・・・
先ほどまで強く安定した風が吹いていたのに、ここにきて強弱が不安定になってまいりました。
一度目。一発成功か!?っと思ったのですが・・・
やはり風が弱く、うまくとらえきれません。
その後、ちょうどいい強さの風は時折吹くのですが・・・やはり安定した風とはならず、凧はゆっくりと地面に吸い込まれていきます。
そして、7度目の挑戦。
この大凧の風の抵抗を考えるに、一回上げるだけでも相当の体力が奪われるのは想像に難しくありません。
もうすでに6度の挑戦をしている引手の皆さんはかなりのダメージを受けており、時間的にも体力的にもこれがラストチャンスとなるでしょう。
合図の白旗が上がりました。
すでに限界に達しているであろう引手の皆さんはそんな事はおくびにも出さず、威勢のいい掛け声とともに、凧を風に乗せるべく全力で疾走します。
ここまでは6度目と同様の光景です。
が、7度目はここから何かが違いました。
風は止むことなく山から吹きおろし続け、その風を凧が完全に捉えきったのです。
「よし来たッ!行け!!ほら、上がれ!!遠慮すんな、上がれ上がれ!!」
凧はぶれることなく上空を目指しそして・・・
瞬間、会場は大きな歓声に包まれました。
この写真からは伺えませんが、凧には確かに「復興」の二文字が描かれていました。
総勢41人のパイロットが操る相模原のソウルが込められた心優しき大凧は見事、悪天候に負けることなく大船渡の空を悠々と羽ばたいて見せたのです。
大凧は約1分間を空の旅を終えると、その体をしならせながら着地し、その役目を終えました。
「この凧はね、毎年竹選びから始めて、一度だけ飛ばすんですよ」
たった一度だけ・・・?驚く私。
保存会の方はさらに言葉を続けます。
「10月の末から大体4年物の肉厚の竹を選ぶことからはじめて、乾燥させて、組み上げて、そして5月に一度空に上げて、最後はお焚き上げして空に帰してやる。それを毎年行っているんです」
なるほど。
その話を聞いて、私は納得しました。
竹選びから始め、最後のお焚き上げまでの一挙手一投足そのものが大凧揚げなのだと。
それを毎年行うことが、相模の大凧の文化や伝統を次の世代へとつないでいくことにつながるのだと。
保存会の皆さんは大船渡に元気を届けるため、それぞれが忙しい中長い時間をかけてこの大凧を作ってくれたのです。
竹を選び、組み上げ、この長距離を移動し、悪天候の中でも負けずに最後は見事大空へと飛ばして見せてくださいました。
この気持ちにこたえるためには、少しづつでも復興を進め、次大船渡の地を踏まれる際には「ずいぶん変わったよね」と言って頂けるように我々が頑張っていくより他はないでしょう。
相模の大凧保存会のみなさんの思いは確かに受け取りました。
必ずや皆さんに一年ごとに変わる大船渡を見せるべく、決意を新たにしなければなりませんね。
ありがとう!また来てね!(〃⌒ー⌒〃)ノ゛゛゛゛~~~~~
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